秋の味覚の銀杏!
子どもの頃は食べられなかったけど、
大人になって好きになった!
という人は多いのではないでしょうか?
銀杏は栄養素が豊富で、美容にも良い!?
でも食べ過ぎると身体に悪い影響が!!
そこで今回は、銀杏の栄養成分や体に良い効果と
食べ過ぎた時の注意についてお話します。
銀杏の驚きの栄養成分と食べ過ぎた場合の効果
銀杏は茶わん蒸しの中に入っているものや、
加熱して塩で食べたり、
おつまみ用に加工しているものもあります。
素材を味わうためかシンプルな味付けで
形もそのまま、という食べ方が多いですね。
銀杏のカロリーは、一粒(3g)で約5kcalくらいです。
その小さい一粒にたくさんの栄養素が含まれています!
銀杏に含まれる主な栄養素
炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミンA.E.B1.C・
ナイアシン・パントテン酸・カリウム・
マグネシウム・鉄分など
こんなにも栄養豊富!!
たくさん食べても大丈夫?それはNGです。
銀杏には≪銀杏中毒≫という注意しなければいけない症状があるのです!
銀杏を食べ過ぎるとどうなる?
簡単に言うと、銀杏に含まれる
「4´-メトキシピリドキシン」という成分が
ビタミンB6の働きを阻害するために、
下痢・腹痛・吐き気・呼吸困難・けいれんなどを起こします。
*ビタミンB6の働き:タンパク質からエネルギーを生産し、
神経伝達を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立っています。
なので、不足することで脳や内臓の働きが上手くいかなくなります。
銀杏の効果と意外に知られていない副作用とは!?
銀杏は栄養豊富で体にも美容にも嬉しい効能がたくさんあります!
銀杏の効能
- 疲労回復
ビタミンB1やナイアシン・パントテン酸は
疲労回復の効果があって、
炭水化物・脂質がエネルギーになります。
また、ビタミンEには血行促進効果があるので
栄養素がスムーズに吸収されます。
夏に疲れた体の回復も期待できます。
- むくみの改善
銀杏をおつまみで食べる場合は、
塩味を効かせているものが多いですね。
塩分(ナトリウム)は、水分を引き寄せるので
摂りすぎるとむくみなどの心配がありますが、
銀杏に含まれている【カリウム】が
むくみを取る効果があります。
- 動脈硬化、高血圧の予防
ここでも【カリウム】がいい働きをします!
血液中のナトリウムのバランスを整える効果があり、
余分な水分とナトリウムを排出するため
動脈硬化の予防改善の効果と
高血圧を抑える働きにつながります。
- 美容効果
ビタミンEは血行促進効果があり、
冷え性改善から健やかなお肌を作り
艶が良くなります。
また、ビタミンCはメラニンの生成を抑え、
シミそばかすを予防し、
タンパク質がお肌はもちろん
髪の艶もよくしてくれます。
銀杏の副作用・特に子供は注意!
体に良い効果がある『銀杏』!
でも、中毒症状にも気を付けなければいけません!
銀杏を摂りすぎると起こる副作用!
めまい、便秘、発熱などの症状も出る場合があります。
副作用の発症は、
食べてから1~12時間と幅が広く、
回復時間は、24時間~90時間以内と言われています。
症状が直ぐに回復しない場合は、
病院で診てもらう事をおすすめします。
食べ過ぎると危険な数は、
- 大人で40~300個
- 小人で7~150個
と言われています。
そんなに何十個も食べないけど、
特に気を付けなければいけなのは高齢の方とお子さまです。
それは、解毒機能が低下していたり、
子どもは発達が未熟なので、
数個食べただけで体調が悪くなることもあります。
適量は、大人が1日10個以内、子どもは1~2個程度です。
まとめ
栄養豊富で体にも嬉しい効果がある銀杏!
おつまみにも欠かせないですよね。
ただし、食べすぎると中毒症状が起こってしまうことは覚えておきましょう。
もしかすると、子どもの頃にあまり好きじゃないのは、
自然と危険から回避しているのかもしれません!
大人もほどほどに食べて、体に・美容に良い効果を得ましょう!
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