車を買って、数年経つと何かしら調子が悪いな~と感じることがありますね。
その中でもバッテリーは、
他の部品より調子が悪いと定期点検やガソリンスタンドで
内部装備を見てもらったときに指摘されることがあります!
バッテリーについて交換時期などを知っておくと
いざというときに対処できますね。
そこで今回は、バッテリー状況の確認の仕方やその対処方法などをお話します。
車のバッテリーの状況を確認するならココをチェック!
バッテリーが上がるというのは、
車の発電に対して使用する電力が多く負担になり、
負荷が上回ることでバッテリーの充電が切れる状態のことをいいます。
(容量より電力の使い過ぎのようなものですね)
電力の使い過ぎだけではなく、
長期間車を運転しないことでバッテリーが上がることもあります。
その時は充電すれば解決するケースが多いです。
バッテリーが上がる原因はいくつかあります。
バッテリーが上がっていても条件が整えば充電すると回復する場合が多いです。
それでは、充電で解決しないバッテリー上がりの原因は
どんなことが考えられるでしょうか?
・車両配線の劣化によるリーク(バッテリーが新しい場合、充電すれば回復することもある)
・事故の衝撃によるバッテリーの故障
・車自体がシビアな状況にあるなどです。
バッテリーが上がっているかの確認ポイント
自分でバッテリー上がりの状況を確認する場合、チェックするところは次の点です。
エンジンが かかる? | セルモータが 回る? | 室内灯が つく? | 考えられる 原因 |
かからない | 回らない | つかない | バッテリー 上がり |
かからない | 回らない | つく | セルモータ ―故障 |
かからない | 回る | つく | ガス欠 |
かからない | 回る | つく | 燃料タンク 損傷 |
✿セルモーターとは、エンジンをかける時に必要なモーターです。
✿エンジンがかからないのに室内灯や警告灯がつく場合は、セルモーターの故障が考えられます。その反対に室内灯や警告灯がつかない場合は、バッテリーが上がっていることが考えられます。
このセルフチェックができるとJFや救援車に問い合わせるときなども
相手が理解しやすくスムーズに対応できますね。
バッテリーの寿命の確認セルフチェック!
・バッテリー液の比重を測る
専用のテスターで計測するのですが、最近のメンテナンスフリーのバッテリーでは
バッテリー液を抜き取ることができなくなっているので、この方法は使えません。
・バッテリーの+/-端子間の電圧を測る
専用のテスターで計測します。
リアルタイムで電圧の表示が可能なデジタルタイプのメーターがあって、
カー用品店で数千円くらいで購入できます。
・カーナビの種類によっては、システムのチェック画面で電圧を確認できるタイプがあります。
バッテリーの正常な圧、交換の目安は次のようになります。
・新品のバッテリー・・・・・・・・12.5V~13V未満
・劣化が進んでいる・・・・・・・・12Vを切る
・バッテリーの寿命が考えられる・・11V前半
バッテリーの寿命が分かったところで、
交換の手順も知っていると心強いです
車のバッテリーの正しい交換方法とは?
バッテリーの寿命がは、2~3年と言われています。
交換するときに、カー用品店など購入したところで交換してもらう方が多いですね。
自分でするには複雑と不安になるかもしれませんが、
意外と簡単なので手順をご紹介します。
バッテリー交換の手順
*用意するもの*
・新しいバッテリー・スパナ・ゴム手袋・保護メガネ
新しいバッテリーの選び方はこちらで確認してくださいね^^

*新品へ交換*
エンジンは止めて行います
1. バッテリーを外す
スパナで必ずマイナス(-)側から外します
【スパナが車体の金属部分に接触しないように気を付けます】
2.プラス(+)側を外す
【外したプラス端子が車体の金属部分に接触しないように、ゴム手などを使って養生します。
3.古いバッテリーを車体から取り外す
4.ターミナル部分をきれいに掃除する
5.新しいバッテリーを取り付ける
端子キャップを付けたまま車体に取り付けます(ショート防止)
バッテリーを固定するステーをナット2ヵ所で止めます。
6.端子キャップを外してプラス(+)側から取り付けます
次にマイナス(-)側を取り付けます。
7.腐食防止のグリースをターミナル部に塗ります。
交換したバッテリーはきちんと破棄しましょうね。

交換手順を画像つきで紹介しているサイトがあるので参考にしてください
URL:https://car-moby.jp/281952」
まとめ
手順を知ると意外と簡単でセルフメンテナンスができそうな部分もあります。
でも、取り扱いや作業手順を間違えてしまうと火災など危険な状態になるので、
作業前に確認、準備を十分に行うことが大切です。
自信がなければ、カー用品店やディーラーさんに相談しましょうね!
コメント