毎月決まった収入で、
生活費を節約しながら貯蓄するのは大変です!
節約しなくては!と考えても思わぬ出費があったり、
なかなか思うようにはいきませんね。
貯蓄を考えるときは、ひと月の支出『内訳』を知る事が大切で、
その内訳には理想の割合があります!
支出を抑えて、少しでも貯蓄を増やすために具体的な仕分けをしましょう。
生活費の内訳に最適な項目はこう仕分けよう!
生活費の予算を決めて支出を抑えたいときに、
理想的な家計の割合など目安があると助かりますね。
その家計の割合には、
有名なファイナンシャルプランナーが考えた【家計の黄金比率】があります。
黄金の比率を知ると、
ひと月のお給料を基に理想的な支出額が分かってきます!
いくつか例を挙げて、家計の黄金比率を見ていきます。
家計の黄金比
≪例≫
~夫婦2人暮らし・月収23万円~
項目 | 比率 | 目標額 |
食費 | 15% | 34,500円 |
住居費 | 25% | 57,500円 |
貯蓄 | 20% | 46,000円 |
二人暮らしなので食費などが抑えられます。
もう少し細かく、我が家の家計も参考にしている内訳は次のようになります。
項目 | 比率 |
住居費 | 25% |
食費 | 15% |
光熱費 | 6% |
通信費 | 5% |
お小遣い | 8% |
貯蓄 | 18% |
生命保険 | 4% |
日用品 | 2% |
医療費 | 1% |
教育費 | 4% |
交通費 | 2% |
衣服費 | 2% |
交通費 | 2% |
娯楽費 | 2% |
嗜好品 | 1% |
これは目安なので、必要のない項目は他に振り分けます。
医療費などもその月によって変わってくるし、1~3%は変更可能になっています。
内訳をみると固定費の住居費が支出の4割(25%)を占めているので、
ここを抑えることが節約の大きなポイントになります。
手取り35万円だとすると、居住費25%の比率になるので、
350,000円×0.25=87.500円となります。
家賃やローンなどは88,000円以下にすれば健全、ということになります。
生活費の内訳を計算してみよう!
実際に生活費の内訳を計算して目標額を出します。
≪例≫
~手取り35万円の場合~
項目 | 比率 | 目標額 |
住居費 | 25% | 87.500 |
食費 | 15% | 52.500 |
光熱費 | 6% | 21.000 |
通信費 | 5% | 17.500 |
お小遣い | 12% | 42.000 |
貯蓄 | 19% | 66.500 |
生命保険 | 5% | 17.500 |
日用品 | 2% | 7.000 |
医療費 | 1% | 3.500 |
教育費 | 5% | 17.500 |
衣服費 | 2% | 7.000 |
交通費 | 2% | 7.000 |
その他 | 1% | 3.500 |
合計 | 100% | 350.000 |
この黄金比率で、
夫婦二人の場合は教育費が必要ない、
4人家族だから食費は多めになる、など
自分用にアレンジして「専用の黄金比率」を作ります。
そして、自分専用の項目表ができたら、実際の支出額を書き込んで照らし合わせ、
黄金比率より多い費用の支出をマーカーでチェックします。
黄金比より多い支出を削減することで、
家計全体の見直しと節約ができます。
家計の見直しにかかせない支出の把握は、家計簿アプリを使うと手軽です。

我が家では第一に固定費の削減を考えて、通信費を見直しました。
子どもに携帯電話を持たせることをきっかけに、
固定電話・インターネットなどの通信費を同じ会社にまとめて、
年間の通信費の削減をしました。
次に、変動費の削減で光熱費を見直して、
ルームライトを全てLEDに変更し、
長い目で電気代を節約することにしました。
この他にも、
携帯電話の格安SIMを利用して通信費を予算内に収める事や
電力会社を各社比較して自宅に合うプランに乗り換えるなど
固定費削減の選択はけっこうありますよ。
まとめ
家計の節約をするときは、現在の収入と支出をしっかり表して、
家計の黄金比率と合わせて、
理想的な家計の割合から離れている(抑える)支出をしっかり見直して改善することが大切です。
固定費を抑えることが一番効果的だけど、
なかなか難しい場合は、変動費の食費を毎月の予算を決めて、
買い物の回数を減らすなど節約することから始めるのも効果があります!

コツコツ節約して残ったお金を貯蓄に回していくことが賢く・間違いのない貯め方です!
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